結婚式のアンティークきもの

新婦のアンティークきもの

先日、友人の結婚式に参列&着付けをさせて頂きました。

 

新郎・新婦の振袖と羽織袴は
一式「衣裳らくや」さんのレンタルです。

 

新郎の羽織袴をコーディネートするほどきものが大好きな新婦が選んだ振袖は
アンティーク着物の復刻柄。

勢いよく飛翔する鶴と晴天の空を表す水色が、とても美しい振袖でした。

 

 

アンティークきものは、そのほとんどの身丈が短いので
腰の部分に<はぎ>(別布を足した部分のこと)をすることが多いのですが
この振袖は復刻版のため<はぎ>はありません。
なので引き振袖も可能。
らくやさんでも大人気の振袖らしいです(´▽`*)

 

帯もやはりアンティークの丸帯で
きものと同じく鶴が描かれている相当良いもの。
いや~ ・・・ 本っ当にすてきでした!
何度言っても足りないくらい!!

 


着付けは新婦の友人3人で担当することが決まっていたので
衣装を決めるところから4人で何度も打ち合わせをしました。

しごきのデザインや素材、筥迫の房の色まで
新婦の納得がいくように徹底的に話す話す話す。

 

挙式前から、着付け担当の3人も
まるで自分が結婚するかのように大興奮♪で準備をして(笑)
とても思い出に残る結婚式となりました。

 


着付けを初めてからの私の夢は、友達の結婚式で着付けを担当することだったので
ひとつ夢が叶いました。
このような機会をいただけたすべての関係に、感謝しかありません。
この場を借りて御礼を申し上げるとともに
今後もっとたくさんの方に着物の良さを知ってもらうよう邁進することを誓います。






列席者のアンティークきもの

ちなみに私の着物もアンティークでした。
実はこちらも、らくやさんの処分市で購入したもの。(はぎアリ。見えないように着ていますが)
葉柄に見えますが袖には藤の花の柄も描かれています。
藤は本来4月、5月の柄ですが
藤の色が紫だけではなく、様々な色で描かれていたこと
また、おめでたい席・長寿を願ってもおかしくない席だったので
そのまま着て参列しました。

 

 

アンティークの布の色や質感というのは本当にすてきです。
現代きものの色は、嫌いじゃないけど比べてしまうとちょっと苦手。
「現代きものの色」というのは正確ではないかもしれませんが
同じ黒でも漆黒よりは少し灰味や青味があるほうが好みです。


アラフォーになってピンクもないだろうと思いましたが
この着物はとても落ち着いたピンク色で、着たらますます大好きになりました。
また着る機会がありますようにと、願わずにはいられません。





メンテナンスは大変

古いものだけあって、翌日しまおうとしたら裾がすり切れていることが発覚!!
今は修理に出してしまっているのでしばらくお預けです。


アンティークきものはその古さから、生地も縫い糸も劣化しているため
ちょっと引っかけたり摺ったりしてしまうと損傷することがあります。

ほつれたら縫って補修しなければならないし
破れて自分で修正することが難しくなったら
悉皆やさん(染み抜き・補修等のプロ)に相談しなければなりません。

 

きもの初心者にアンティークをすすめないのは
こんなふうにお手入れが大変だから。


お財布に余裕があったり、縫い針と糸を持つことが好きな方・得意な方は
きものが初心者でも、ぜひアンティークきものに挑戦してみて下さい。


そんなの面倒で無理!!!

 

という人は、らくやさんのように復刻柄を持っているお店で
買うなりレンタルするのが賢い方法かなと思います。



 

夜のパーティーには新婦の着物仲間がたくさん集まって
会場をいっそう華やかにしていました。

黒や紺のドレスもキライじゃないけど、やっぱり着物は華やか!
アンティークきもの未挑戦の方はぜひトライしてみてください。
一気に主役になれますよ♪(*´∀`*)ノ。+゚ *。

 


2016年12月22日