浴衣の選び方ワンポイント

全国的に気温が一気に上がりはじめ
初夏を感じる頃。

町を着物で歩いていて考えるのは浴衣のこと。
今回は浴衣の選び方ワンポイントを
素材からお伝えしようと思います。

 

 


色柄はある程度自由に


今や浴衣は5月になると様々な場所で売られはじめます。
百貨店、リサイクルショップ、セレクトショップなどで売られている浴衣には
プレタのものが多いように感じますが、もちろん反物も。

そんな中、プレタにしろ反物にしろ
私たちがまず手に取ってみたいと思うきっかけは色柄ではないでしょうか。

紺のイメージが強い浴衣ですが
お店の中を覗いてみると、様々な色が置かれています。
最近は男性の浴衣もカラフルになりましたね。
不動の人気の色は紺の他に白があります。
が、白の浴衣を昼間に着るときだけは要注意!
下着が透けやすいので、ベージュなどの透けにくい色合いを選びましょう。

柄については、7月のはじめか、9月に入ってからか
などの季節によって着分けることも出来ます。
厳密に言えば、紫陽花は6月頃、桔梗は9月頃などと限定することができます。

しかし!浴衣はカジュアルなきもの。
洋服で言えばTシャツ+ジーンズと同じ事ですので
好きな色や柄を選ぶのがいちばんだと思います。
好きな色柄のほうが気分が上がりますしね!





着心地の良い素材

さて、お気に入りの色柄の生地を手に取ってから次に判断するのは生地感
浴衣の生地の素材には綿をはじめ、絹や麻などがありますが
織り方ひとつでも着た時の暑さが異なります。

「ただでさえ暑い夏の日に、オシャレとして着るには浴衣は暑すぎる!」
などと良く耳にしますが、涼しい生地もあります。
では浴衣の生地を比較してみましょう。



◆生地に触れてみて凹凸がある生地

絹紅梅や綿紅梅など「紅梅(こうばい)」と呼ばれる織り方をした生地ですが
凹凸があるため肌に張り付きにくくさらっと着ることができます。
暑さを感じさせない織り方の生地ですね。
絹紅梅だと自宅でのお洗濯は避けた方が無難。
綿紅梅はネットに入れて洗濯機で洗えます。
涼しくてお手入れも簡単な浴衣地は「綿紅梅」と覚えておいて損はありませんよ♪



◆麻素材の生地

綿麻混合や絹麻混合でも、麻が入っていると一段涼しく感じられます。
あのカラッとさっぱりした風合いは麻独特のものでしょう。
触ってわからない時は、素材表示を見るか、販売店の人に聞いてみてください。

お手入れは洗濯機で洗えるという人もいれば洗わないという人もいます。
麻はシワになりやすいため
お洗濯後のシワのばしが面倒でなかったら、ご自宅でのお手入れも可能。
判断に自信がなかったら、購入したお店に聞いてみると良いでしょう。



◆透け感のある素材

夏らしい透け感のある生地は、絹絽や綿絽と言われます。
ひとつ注意して頂きたいのですが、この生地はかなり透けます。
なので、浴衣の下に長襦袢を着用し、通常のきもののように着ることをおすすめします。
さらに言いますと、「絹絽」と呼ばれる絹素材の生地は涼しいのですが
綿素材の「綿絽」はさほど涼しくありません。
特に人よりも暑がりの方にとっての綿絽は
他人の目を涼しくさせる浴衣 だと思っていただいたほうが良いかと思います。
綿絽も自宅でお手入れできるので
暑ささえ何とかなればどなたにでもオススメしたいのですけどね・・・。

とはいえ、昼間のおでかけに着ていくのであれば、最近はどこも冷房が強く効いていますので
もしかしたら暑いくらいの方が着心地良く過ごせるかもしれませんよ。




色柄も生地感も気にいったものが見つかったら、あとは合わせる小物を考えましょう。
帯や帯締めなどの飾り、下駄、バッグ、日傘など
今お持ちの物を合わせることで無理なく新しい浴衣を選ぶのが、夏を楽しむコツです。
透け感のある素材を選ぶなら、長襦袢の色も考えてみると楽しいですね。




和服の中でもいちばん気軽に楽しめる浴衣。
今年こそは快適に過ごせるお気に入りの一品を一緒に手に入れましょうヽ(=´▽`=)



 

2017年05月28日